MR認定試験体験版
演習問題 医薬品情報その1 2020年
問題は全部で10問あります。正しいと思われる回答を選択し、採点ボタンを押してください。
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日本薬局方について、誤りはどれか。
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軟膏剤について正しいのはどれか。
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経口投与後の消化管からの吸収について正しいのはどれか。
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対症療法について正しいのはどれか。
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アルコール耐性が形成された場合、催眠薬や全身麻酔薬などの中枢抑制薬が効きにくくなる場合がある。この現象を何というか。
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すべての糖尿病治療薬において注意が必要な副作用はどれか。
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分子標的薬のうち、免疫チェックポイント阻害薬はどれか。
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患者が求める医薬品情報に該当しないのはどれか。
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情報を得たいと考えている対象全体を表す統計解析の用語はどれか。
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添付文書の「副作用」について、誤りはどれか。
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演習問題 医薬品情報その1 2020年
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日本薬局方について、誤りはどれか。
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- 医薬品の定義が定められている。
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P2】 [4:医薬品定義は医薬品医療機器法で定められている]
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軟膏剤について正しいのはどれか。
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- 基材のみでも用いられる。
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P29】 [1:油脂性軟膏剤 → 水溶性軟膏剤、2:水溶性軟膏剤 → 油脂性軟膏剤、3:水溶性基材 → 油脂性基剤、4:油脂性基材 → 水溶性基材] ※代表的な基材には、ワセリンやマクロゴールなどがあある。
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経口投与後の消化管からの吸収について正しいのはどれか。
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- 胃排出律速型薬物では食事摂取の有無により吸収速度が異なる。
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P51-52】 [1:吸収される → 吸収されない、2:小腸から大腸 → 胃から小腸、4:門血脈 → 全身循環血、5:促進するように → 妨げるように] ※胃排出律速型薬物は、空腹時のほうが吸収は速やかになる。アセトアミノフェンなどがある。
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対症療法について正しいのはどれか。
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- 疾患がもたらす症状や苦痛を軽減する。
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P70】 [1:補充療法、2:原因療法、4・5:予防療法] ※対症療法の例:発熱には解熱鎮痛薬、くしゃみには抗ヒスタミン薬など。
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アルコール耐性が形成された場合、催眠薬や全身麻酔薬などの中枢抑制薬が効きにくくなる場合がある。この現象を何というか。
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- 交差耐性
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P88-89】※交差耐性:耐性を形成した薬物と化学構造や薬理作用が類似した薬物に対しても反応性が低下すること。
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すべての糖尿病治療薬において注意が必要な副作用はどれか。
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- 低血糖
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P104-105】※α-GIでは消化器症状、SGLT2阻害薬では脱水や口渇、頻尿、尿路感染症など。
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分子標的薬のうち、免疫チェックポイント阻害薬はどれか。
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- ニボルマブ
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P128】※免疫チェックポイント阻害薬は、免疫を活性化することで抗腫瘍作用を増強させる新規機序の分子標的薬である。
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患者が求める医薬品情報に該当しないのはどれか。
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- 臨床試験データ
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P141】 [3:医師が求める医薬品情報]
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情報を得たいと考えている対象全体を表す統計解析の用語はどれか。
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- 母集団
解説【MRテキスト「医薬品情報」 P158】※通常は、母集団から一部の対象者を選んで臨床試験を行い、その結果から母集団での結果を予測する。
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添付文書の「副作用」について、誤りはどれか。
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- 重大な副作用は、グレード1に相当する。
解説【MRテキスト「医薬品情報」 添付文書P21】 [4:グレード1 → グレード3]