演習問題   厳選問題その1 2023年

問題は全部で30問あります。正しいと思われる回答を選択し、採点ボタンを押してください。

MRに求められる技能のうち、面談スキルに該当するのはどれか。

• 人間関係を円滑にするための基本スキル
• 傾聴力、質問力、説明力などの対話に必要なスキル
• 医局や薬局などで行う説明会のスキル
• TPOに合わせた言動や挨拶、相手の話を聴く姿勢などのスキル
• パソコンやタブレットなどのスキル

ヒューマンサイエンス振興財団のアンケート（2014年度）において、治療満足度も薬剤貢献度も高かった疾患はどれか。

• 膵がん
• 喘息
• アルツハイマー病
• 多発性硬化症
• 糖尿病性神経障害

医薬品医療機器法で定める医薬品に該当しないのはどれか。

• 日本薬局方に秀才されている添加剤
• 薬用歯磨き
• 尿の妊娠診断薬
• インフルエンザの予防ワクチン
• 嫌酒剤としてのアンタビュース

医薬品医療機器法で規定する薬局について、正しいのはどれか。

• 薬剤師が販売又は授与する目的で調剤の業務を行う場所である。
• 病院や診療所の調剤所は、医薬品医療機器法で規定する薬局に該当する。
• 薬局を開設するには、厚生労働大臣の許可を受けなければならない。
• 薬局の開設許可は5年ごとに更新しなければならない。
• 要指導医薬品および一般用医薬品を販売するこはできない。

国民医療費に含まれるのはどれか。

• 正常な分娩に要する費用
• 美容整形の費用
• 健康診断に要する費用
• 訪問看護医療費
• 買薬の費用

診療報酬・調剤報酬の改定の頻度は通常どれか。

• 1年ごと
• 2年ごと
• 3年ごと
• 4年ごと
• 5年ごと

RMPについて、正しいのはどれか。

• 事後対応型の安全対策である。
• 医薬品の製造販売後のリスク管理について一つの文書にまとめたものである。
• 有効性に関する事項は含まれない。
• 後発医薬品はRMP策定の適用外である。
• 承認の条件として付されるものではない。

製造販売後安全管理業務のうち、他社に委託できないのはどれか。

• 安全管理情報の保存
• 安全管理情報の収集
• 添付文書改訂の情報提供
• 安全管理情報の評価
• 自社製品の回収

新投与経路医薬品の再審査期間は通常どれか。

• 10年
• 8年
• 6年
• 5年10ヵ月
• 4年

製薬強コードで定めるプロモーション用資材の作成・使用について、誤りはどれか。

• 医薬品医療機器法、行政通知、自主規範を遵守する。
• 効能・効果、用法・用量等は、承認を受けた範囲を逸脱してはならない。
• 他剤との比較は、客観性のあるデータに基づき、原則として商品名をもって行う。
• 他社および他社品を中傷・誹謗しない。
• 医療用医薬品製品情報概要管理責任者等の審査を経たもののみを使用する。

心不全の身体所見で誤りはどれか。

• 内頚動脈怒張
• 両下肢の浮腫
• 消化器のうっ血症状
• 奔馬調律
• 水泡音

呼吸調節中枢が存在するのはどれか。

• 延髄
• 大動脈小体
• 頚動脈小体
• 中脳
• 橋

炎症性腸疾患にあてはまるものはどれか。

• イレウス
• クローン病
• 胆石症
• 胃食道逆流症
• 過敏性腸症候群

特徴的な症状としての間欠性跛行がみられるのはどれか。

• 関節リウマチ
• 骨粗鬆症
• 変形性関節症
• 腰部脊柱管狭窄症
• 腰椎椎間板ヘルニア

腎臓についての誤りはどれか。

• 脊柱の両側で腹膜の後方に位置する。
• 左腎は右腎より低位にある。
• 尿管は腎門の深部で腎盂となる。
• 腎髄質は三角錐形の腎錐体からなる。
• 糸球体とボウマン嚢をあわせて腎小体という。

高尿酸血症について正しいのはどれか。

• 高尿酸血症は痛風関節炎や肝障害の原因となる。
• 発症年齢は50代が最も多い。
• 痛風発作の頻度が高い関節は手の親指の付け根である。
• 病態は3病型が考えられている。
• 血清尿酸値10mg/dL以上が高尿酸血症と定義する。

緑内障診断の基本となる検査ではないのはどれか。

• 隅角検査
• 眼底検査
• 角膜内皮検査
• 視野検査
• 眼圧検査

細胞の増殖について正しいのはどれか。

• 細胞がそれ以上増えなくなることを分裂寿命という。
• 細胞が分裂・増殖する過程を細胞周期という。
• 細胞周期は、分裂期と静止期からなる。
• 神経細胞は、分化した後も増殖する。
• 細胞は、とどまることなく増殖し続ける。

マイコプラズマ肺炎に有効な抗菌薬はどれか。

• ペニシリン系
• セフェム系
• モノバクタム系
• カルバペネム系
• マクロライド系

がんの手術療法について、正しいのはどれか。

• 根治的手術は症状緩和を目的とした手術である。
• 根治的手術は遠隔転移の多い末期患者が適応となる。
• 根治的手術は所属リンパ節郭清も含む。
• 消化管の早期がんでは腹腔鏡下手術が行われる。
• 鏡視下手術は術後の疼痛が、開腹・開胸手術に比べて多い。

固形製剤に用いられる添加剤の種類と役割の組み合わせで正しいのはどれか。

• 賦形剤………………固形製剤を崩壊させる。
• 崩壊財………………味、匂いなどの不快感をマスクする。
• 結合剤………………製剤の形質を維持する。
• 滑沢剤………………顆粒剤の造粒性を向上させる。
• コーティング剤………錠剤の充填性、流動性を改善する。

薬物び血液中濃度について誤りはどれか。

• 組織中の薬物濃度は血液中の薬物濃度によって支配される。
• 医薬品の作用や副作用と薬物の血液中濃度との間には密接な関係がある。
• 医療現場では一部の薬物についてTDMが実施されている。
• 薬物の血液中濃度推移に個人内変動はみられない。
• 薬物の血液中濃度推移は投与経路により異なる。

同量の薬物の静脈内投与時と経口投与時の（　　）を比較すれば、その比が経口投与時の絶対生物学的利用率となる。

• AUC
• Vd
• Tmax
• Cmax
• GER

分子標的薬に関して正しいのはどれか。

• 重篤な副作用が現れない。
• 患者により治療効果が大きく変動しない。
• 低分子化合物の分子標的薬は注射により投与する必要がある。
• モノクローナル抗体製剤は、単回あるいは少ない回数の投与で効果が現れる。
• イマチニブメシル酸塩は肺がんの治療に用いられる。

インスリン製剤について誤りはどれか。

• 速攻型インスリン製剤は内因性インスリンと同じアミノ酸配列を有する。
• 速攻型インスリン製剤を皮下投与した場合、作用発現に30分程度を要する。
• 超速攻型インスリン製剤は、ヒトインスリンのアミノ酸配列を一部変更したものである。
• 硫酸プロタミンや亜鉛酸を加え、結晶化させたものが、持効型インスリン製剤である。
• 持効型インスリン製剤の作用持続時間は約24時間となっている。

薬力学的相互作用について正しいのはどれか。

• 薬力学的相互作用は、促進作用と拮抗作用に分類される。
• 併用時の効果がそれぞれ薬物の単独時の効果の足し算となる場合は、相乗作用と呼ばれる。
• それぞれの薬物の作用点が異なっていれば、相乗的になることが多い。
• それぞれの薬物の作用点が同一であれば、拮抗的になることが多い。
• シルデナフィルクエン酸塩とニトログリセリンなどの硝酸化合物は、併用注意である。

特殊毒性試験について、正しい組み合わせはどれか。

• 遺伝毒性試験…………RNAに対する傷害を確認
• がん原生試験…………催奇性を検索
• 免疫毒性試験…………アレルギー反応を確認
• 局所刺激性試験………皮膚や粘膜などの組織に対する有害性を評価
• 抗原性試験……………非意図的な免疫抑制と免疫更新を確認

医薬品インタビューフォームにおいて、安定性試験データが反映される情報はどれか。

• 「有効期間又は使用期限」
• 「有効成分の確認試験法」
• 「有効成分の定量法」
• 「製剤中の有効成分の確認試験法」
• 「混入する可能性のある夾雑物」

データの大きさの順位のみを用いて、2つの母集団の中央値に差があるかを検定する手法はどれか。

• ｔ検定
• χ2検定
• Wilcoxon検定
• ITT解析
• on treatment analysis

後発医薬品の添付文書において、生物学的同等性試験データが記載される項目はどれか。

• 「効能・効果」
• 「臨床成績」
• 「薬効薬理」
• 「薬物動態」
• 「承認条件」

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演習問題   厳選問題その1 2023年

MRに求められる技能のうち、面談スキルに該当するのはどれか。

傾聴力、質問力、説明力などの対話に必要なスキル

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解説【MRテキスト「MR総論」　P12】　1：コミュニケーションスキル　　3：プレゼンテーションスキル　　4：コミュニケーションスキル　　5：ITスキル

ヒューマンサイエンス振興財団のアンケート（2014年度）において、治療満足度も薬剤貢献度も高かった疾患はどれか。

喘息

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解説【MRテキスト「MR総論」　P39図2-2】　1、3、4、5：治療満足度も薬剤貢献度も低かった疾患

医薬品医療機器法で定める医薬品に該当しないのはどれか。

薬用歯磨き

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解説【MRテキスト「MR総論」　P65表3-3】　2：医薬部外品

医薬品医療機器法で規定する薬局について、正しいのはどれか。

薬剤師が販売又は授与する目的で調剤の業務を行う場所である。

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解説【MRテキスト「MR総論」　P73】　2：該当する→除外されている　　3：厚生労働大臣→都道府県知事（保健所を設置する市長・特別区長）　　4：5稔→6稔　　5：できない→できる

国民医療費に含まれるのはどれか。

訪問看護医療費

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解説【MRテキスト「MR総論」　P102、103図4-3】

診療報酬・調剤報酬の改定の頻度は通常どれか。

2年ごと

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解説【MRテキスト「MR総論」　P128】

RMPについて、正しいのはどれか。

医薬品の製造販売後のリスク管理について一つの文書にまとめたものである。

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解説【MRテキスト「MR総論」　P153】　1：事後対応型→予測・予防型　　3：含まれない→含まれる　　4：適用外である→適用される　　5：付されるものではない→付されるものである

製造販売後安全管理業務のうち、他社に委託できないのはどれか。

安全管理情報の評価

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解説【MRテキスト「MR総論」　P165】

新投与経路医薬品の再審査期間は通常どれか。

6年

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解説【MRテキスト「MR総論」　P168】

製薬強コードで定めるプロモーション用資材の作成・使用について、誤りはどれか。

他剤との比較は、客観性のあるデータに基づき、原則として商品名をもって行う。

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解説【MRテキスト「MR総論」　P218】　3：商品名→一般的名称

心不全の身体所見で誤りはどれか。

内頚動脈怒張

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解説【MRテキスト「疾病と治療」臨床　P43-44】　1：内頚動脈→内頚静脈

呼吸調節中枢が存在するのはどれか。

橋

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解説【MRテキスト「疾病と治療」基礎　P51】

炎症性腸疾患にあてはまるものはどれか。

クローン病

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解説【MRテキスト「疾病と治療」臨床　P96-97】

特徴的な症状としての間欠性跛行がみられるのはどれか。

腰部脊柱管狭窄症

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解説【MRテキスト「疾病と治療」臨床　P102・108・113】

腎臓についての誤りはどれか。

左腎は右腎より低位にある。

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解説【MRテキスト「疾病と治療」基礎　P79-80】　2：右腎の方が低位

高尿酸血症について正しいのはどれか。

病態は3病型が考えられている。

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解説【MRテキスト「疾病と治療」臨床　P141-142】　1：肝障害→腎障害、2：50代→30〜40代、3：手→足、5：10mg/dL→7mg/dL

緑内障診断の基本となる検査ではないのはどれか。

角膜内皮検査

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解説【MRテキスト「疾病と治療」臨床　P165】

細胞の増殖について正しいのはどれか。

細胞が分裂・増殖する過程を細胞周期という。

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解説【MRテキスト「疾病と治療」基礎　P142】　1：分裂寿命→細胞の老化、3：静止期→間期、4：増殖する→増殖能は失われる、5：とどまることなく増殖し続ける→とどまってしまうことがある

マイコプラズマ肺炎に有効な抗菌薬はどれか。

マクロライド系

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解説【MRテキスト「疾病と治療」臨床　P185・191】　1-4：すべてのβラクタム系抗菌薬で無効

がんの手術療法について、正しいのはどれか。

根治的手術は所属リンパ節郭清も含む。

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解説【MRテキスト「疾病と治療」臨床　P209】　1：根治手術→姑息的手術、2：遠隔転移がなく、リンパ節転移があっても罹患臓器の近傍に限局している場合、4：腹腔鏡下手術→内視鏡下手術、5：多い→極めて少ない

固形製剤に用いられる添加剤の種類と役割の組み合わせで正しいのはどれか。

結合剤………………製剤の形質を維持する。

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P31表2-3】　1：賦形剤→崩壊剤、2：崩壊剤→コーティング剤、4：滑沢剤→賦形剤、5：コーティング剤→滑沢剤

薬物び血液中濃度について誤りはどれか。

薬物の血液中濃度推移に個人内変動はみられない。

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P49】　個人内変動はみられない→個人内変動がみられる

同量の薬物の静脈内投与時と経口投与時の（　　）を比較すれば、その比が経口投与時の絶対生物学的利用率となる。

AUC

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P65】

分子標的薬に関して正しいのはどれか。

モノクローナル抗体製剤は、単回あるいは少ない回数の投与で効果が現れる。

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P83・84】　1：現れない→現れる場合がある、2：変動しない→変動する、3：注射により投与する必要がある→経口投与可能なものが多い、5：肺がん→慢性骨髄性白血病

インスリン製剤について誤りはどれか。

硫酸プロタミンや亜鉛酸を加え、結晶化させたものが、持効型インスリン製剤である。

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P103】　4：持効型→中間型

薬力学的相互作用について正しいのはどれか。

それぞれの薬物の作用点が異なっていれば、相乗的になることが多い。

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P115】　1：促進作用→協力作用、2：相乗作用→相加作用、4：拮抗的→相加的、5：併用注意→併用禁忌

特殊毒性試験について、正しい組み合わせはどれか。

局所刺激性試験………皮膚や粘膜などの組織に対する有害性を評価

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P135】　1：RNA→DNA、2：催奇性→催腫瘍性、3：アレレウギー反応→免疫毒性の有無、5：抗原性試験→免疫毒性試験

医薬品インタビューフォームにおいて、安定性試験データが反映される情報はどれか。

「有効期間又は使用期限」

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P145】　2-5：規格に関する試験で得られたデータによる

データの大きさの順位のみを用いて、2つの母集団の中央値に差があるかを検定する手法はどれか。

Wilcoxon検定

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解説【MRテキスト「医薬品情報」　P160・161】

後発医薬品の添付文書において、生物学的同等性試験データが記載される項目はどれか。

「薬物動態」

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解説【MRテキスト「医薬品情報」添付文書　P11】